住む家を探す

オランダに着いてから最初の一ヶ月は、Air BnBの仮住まい生活で、その間に自力で住む家探してね、というスタイルなのですが、私たち家族が目星をつけていたAmsterdamから電車で15分のHaarlemという街は、想像以上に人気の街で、貸物件サイトに出てきてもすぐに誰かに取られてしまう状態です。Amsterdam市内も相当な不動産の加熱振りですが、家族連れに人気の高いHaarlem市も同じくらい加熱している状況です。

そのため、相当な数のEメールを連日賃貸物件サイト経由で不動産仲介業者に送りましたが、まず送ったうちの70%は返事がない。残り20%は返事があっても、「すでに他の人が借りているので無理」。残りの10%が内覧候補として残るのみという状況です。

メジャーな賃貸物件サイトはこちら:

もちろん、内覧できた物件が即自分が気に入る物件であるというわけではないので、最終的に市場に残っていて、かつ自分が気に入る物件というのは3%ぐらいの感覚です。そのため、世界の各国から来ている同僚たち(ほとんどの人はアムステルダムに住んでいる)も、「物件探すのちょー大変だから!」といって色々気にかけてくれました。インド系・中国系の人たちは、独自のコミュニティーが形成されているため、そのコミュニティーの中で人づてで物件の貸し借りをしているようです。

さて、そういった加熱した賃貸不動産市場にめげず、Haarlemの家にこだわって探し続けたところ、ようやく目ぼしい物件を発見!即仲介業者にメールして、内覧を申し込み、翌日には契約の由を伝え、何とか住居を確保するに至りました。 約三週間に及ぶオランダでの住居探しの中で、効率的に良い物件を探すための方法論が築かれたのでご紹介します:

1.賃貸仲介業者自体のサイトで紹介がなされた後、残ったものが、上記の賃貸物件サイトに上がってくることが多いため、これらの賃貸物件サイトを見てから申し込んでも空振りになることが多い 2.そのため、上記の賃貸物件サイトに名前が挙がっている賃貸仲介業者の名前を把握し、賃貸仲介業者自体のサイトを個別に見ていったほうが、他の人が未着手の物件に遭遇する可能性が高い。特に、物件探しの競合となる他のExpatはここまで見ていないことが多い。例えば以下のサイト:

www.randstadwonen.com

3.住みたいエリアを歩き、「For Rent」あるいは「Te Huur」と書いてある看板を探し、看板を掲載している業者にコンタクトする。直接的にその看板が好みの物件でなかったとしても、その地域で商売をしている業者が高確度で確認できる。「For Sell」「Te Koop」という販売用物件の看板でも情報を仕入れる上では役に立つ。

f:id:atsushi-sakai:20180303182940j:plain