Google Analytics

データ分析の世界はまさに日進月歩でどんどん変化していく。ウェブ系データを扱わないわたしは、Google Analyticsに触れる機会はあまりないのだが、久しぶりに情報に触れてみると、5年ぐらいまでにコンサルティングファームでちょろっとGoogle Analyticsに触ったときは、見れるものが非常に限られていたのだが、いまやまずビジネスアカウントであれば生データをBig Queryでいじれるし(さすがにそれは知っていました)、Google Data Studioで、ウェブ上でTableauのようなダッシュボードをサクサクと作れてしまう。
つまりGoogleのプロダクトラインナップの中で、ウェブのデータ収集→加工→可視化・分析がすべてできてしまう。それだけでなく、データはリアルタイムなのでその瞬間瞬間に世界中の自社のウェブサイトやAPPにアクセスしているユーザーの数やセッション数がわかってしまということである。もちろん数分のラグはあるので本当の意味でのリアルタイムではないけれども。

このことが社会やビジネスに与える影響はとてつもない。なぜならば、こういった情報にアクセスできる者は、できない者よりもずっと正確に・早くいま世界中で何が起きているか把握できて、次に何が起きるかを、より正確に予測できるからである。なぜならば、データ量が多ければ多いほど予測精度が上がるから。

アクセスできるデータが多ければ多いほど、アクセスできない人や企業よりも圧倒的に有利に意思決定が進められる。そして世の中の一握りのプラットフォーマーがデータをどんどん独占していくので、その他の者が対抗できる余地はどんどんなくなっていく。

その事実に気付いている人はあまりおらずそのことがさらにこの傾向に拍車をかけている。

 

Google Data Studioで接続できるデータ 参照

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Google Data Studioで接続できるデータ